スイッチの表示が全て点滅するという症状が出たこちらのアルベルトe。この症状が出た場合の原因はスイッチ、もしくはスイッチ+コントローラーの故障です。
スイッチのみを交換、そしてコントローラーのカプラーの清掃をしてもその症状が直らなければBB下側にあるコントローラーという制御装置を交換する必要があります。
今回はスイッチだけでなくコントローラーもダメだったのでそちらの交換手順を僕の忘備録として記載しておきます。
これがコントローラー一式です。
左右のカバーとクランクを分解する(カプラーの清掃のため今回は左から分解したが作業的には右からの方が良いかも)。ちなみに右クランクを外すにはシマノのBBを外す工具が必要です。
その後、左側のカプラーを全て外す。
カプラーを全て外してからここのネジを外す。そうすると写真のようにコントローラーが外れます。
アルベルトeは年式によってコントローラーとモーターまで繋がる配線が一体になっている初期型と写真部分でカプラーで外れる後期型があるが、今回は初期型なので配線も新しいものに交換。写真は新しい配線を通した後になります。
後期型なら配線の通し直しやモーター部も外さなくて済むので一手間少なくて済みます。
これは初期型のコントローラー。配線一体式ですね。
あとは外したカプラーを繋いで戻していくだけ。コントローラーが後期型に変わったのでカプラーの量が増え、これをプラスチックのカバーの中に収めるのは結構大変でした。
修理完了!ちゃんと表示もされるようになりました。(ただ修理代はめっちゃ高いです)