今から1ヶ月くらい前に写真の実用車の修理を受けました。ただこのゼブラ(というメーカー)の実用車、僕より年上なので修理しようにもパーツが無い
(>_<)まぁそこはオーナーさんも分かっているので自転車以外にもオークションでパーツをいろいろ落としてきて、これ付けてと預かったものがいくつかありました。
ちなみに最初の状態こんなです↓
預かったパーツはあれど、それを取り付けるための部品が欠損していたり壊れてる所の部品を集めたりするのがもう大変
(∋_∈) 定休日には他の老舗の自転車屋さんへ古いパーツを分けてもらいに行ったり、ホームセンターへ使えそうな部品をいろいろ買いに行ったりと休みの日は何かしらこの自転車関連の仕事をしてました。
掃除も5〜60年分の汚れがこびりついていて汚れを落とすというより削るって方が的確な表現でしたね。実はこれ趣味の自転車という訳ではなく仕事に使うものなので分解して綺麗にするというほどしっかりやる必要はありません。なので見栄えが良い程度にやったんですがそれでも5〜6時間はかかってます(;^_^A
こんな感じで例えば古いシートポストは何とか抜けたけど、新しいシートポストは全く入らない… なんて困ったことがいくつかあって、この自転車用に新しく工具も3つ購入しました。そのうち1つは多分二度と使わないだろうな…
(´Д`)そして今日なんとか完成しました!✨
交換しても問題なさそうなネジ類は新しくして、さらにこれよりは年代が新しいけど廃車の実用車を手に入れたので、そこから流用できるパーツは流用してます。
上でもちょっと書きましたが、これ焼き芋屋さんの小型屋台を引くための自転車なんです。
なので一番気を付けたのがなるべくトラブルが起こりにくいようにすることでした。特にライトの配線は引っ掛けて断線ってことがないように見栄えも気にしつつ配線の露出を減らしてます。
さらにこのライト電球以外に蛍光灯が入ってるんで倒れたりしたら割れちゃうんじゃないかなぁと不安だったり(笑) ただオーナーさんスペアとして同じライト持ってるのでその際はすぐに交換できるような接続にしてあります。
このくらいの古い自転車になると、今までやった修理といえばBEのタイヤ交換やちょっとした調整くらいまでで本格的に修理したことはありませんでした。
今回はかなりいい勉強になりました。ありがとうございました!